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初めての方は 『初めにお読み下さい』 の一読をお願いします。 本編 『小説一覧』

援助交際を注意するはずが……

2013.02.28.Thu.10:00
援助交際を注意するはずが…… 


 「姉ちゃ……お母さんには黙っててあげるから、もう2度とあんなことしちゃいけないよ。」
 「うるさいな~、あんたには関係ないだろ。」
 反抗的な態度でこちらを見てくる。つい2年前までは賢(けん)兄、賢兄と呼んでいたのが嘘のようだ。
 「関係はあるだろ?葵(あおい)は俺の姪にあたるんだし、姉ちゃんの子だ。放っておくことなんてできないよ。」
 「じゃあさ、あんたがお金くれるわけ?」
 「それは……。アルバイトとかあるんじゃないのか?」
 「今更時給800円で働けないっつ~の。それに援交のどこが悪いの?どちらも合意の上じゃん?」
 「それはその……。葵はまだ若いんだし、自分の身体を売ってお金を儲けるとかダメだよ……。」
 「なにそれ?全然答えになってないじゃんwww。若いのがダメなら歳取ったらやっていいってこと?」
 「そういうわけじゃ……。」
 「どうせ、おじさんだって風俗とか行ってるんでしょ?援助交際だってチャンスがあればヤリたいくせにwww」
 「俺はそんなこと……。それに何か犯罪があったら危ないだろう?」
 「もし援交や風俗が無くなったら、それこそレイプとか性犯罪増えると思うけど。それよりは互いに合意の上でやってる方がよっぽど安心だと思うよwww」
 こういうのは正論と言うのか……。ただの屁理屈なんじゃないのか……。それとも俺が間違っているのか?
 葵は昔から頭の回転が速かった。
 俺が黙り込んでしまうと、ケラケラ笑ってくる。
 「あんたの言いたいこと、世間一般の認識くらいはわかるよ。でも、こんな小娘に丸め込まれているようじゃダメダメだねwww」
 そう言い残し葵は行ってしまった。


 俺には10歳の離れた姉がいる。その娘が高校2年(17歳)の葵だ。
 姉は20の時に結婚をし、すぐ1年後に葵を生んだ。そして、葵が10歳の時に離婚し、現在に至る。
 昔は姉が働きに出ている間は、学生だった俺が葵の面倒を見ていた。面倒を見ていたと言っても、葵は勉強も家事もほとんど1人でできていたのであまり意味はなかったかもしれない。昔はよく2人で笑いながら時間を過ごしたものだった。
 そんな葵が変わり始めたのは高校に入ってからだ。私立に行ける実力はあるのに、金銭面で地元の公立に進んだ。それから付き合う友達が変わり、部屋にはどこから買ってきたのかわからない化粧品や服などが増えていった。
 姉の方も忙しく、あまり葵と一緒に過ごす時間がなかったのも原因かもしれない。
 今日、葵と街中で出会った時、情けないことに一瞬葵だとは気が付かなかった。髪は染め、ブランドもので身を包み、知らないおじさんと親しそうに話していた。
 すぐに話しかけようと近づくと、その男は『わ、私は関係ない』と言って逃げて行ってしまった。葵も慌てて男を追いかけたが、俺は腕を捕まえて止めた。
 その後、大きな公園に行き、先ほどの話になったのだ。
 「まさかとは思ったが、本当に援交をやっていたなんて……。」
 歳の離れた男と歩いていた時点で、少し嫌な予感がした。それは的中し、隠したり誤魔化したりするのかと思ったら、悪びれる様子もなくいろいろ話してくれた。
 ようは遊ぶ金欲しさってことか……
 俺は深く息を吐くと、急いでベンチから立ち上がり、仕事の営業ルートに戻った。


 それからも俺は何度か葵に連絡を取り、何とか援助交際をやめさせようとした。
 結果はいつも変わらない。学校や親(姉)に言えば少しは変わるのかもしれないが、それも何か違う気がした。 結局、それでは根本的解決にはならない。
 そんなある日、葵の方から『話があるから会いたい』と連絡が来た。
 断る理由もないので、休日に指定された喫茶店に行った。
 葵はまだ来ていないようなので、仕方なくコーヒーを注文し待つことにした。
 「あの土橋賢(どばしけん)さんですよね?」
 声をかけてきたのは、葵と似ても似つかない黒髪の少女だった。
 「え、はい。そうですけど……。」
 誰だこの子?俺にこんな若い知り合いいないぞ。誰かの子供か?
 そんな考えが頭の中一杯に広がる。
 「ああ、よかった。私、土橋さんの……葵ちゃんの友達の優理香(ゆりか)と言います。」
 先ほどの心配そうな顔から一変して笑顔になった。こちらまで嬉しくなるような笑顔だ。
 「今日は私が土橋さんにお話があってきたんです。」
 「土橋って、この場合俺?」
 葵は姉が引き取ったので、今は俺と同じ苗字になっている。
 「はい。葵ちゃんから土橋さんのお話を聞いて、少しお話がしたくて……。ダメですか?」
 こんな子に頼まれたら断れる男は少ないだろう。それにどこか昔の葵に似ている。
 「大丈夫、いいよ。」
 「あの、ちょっとここでは話しにくいお話なので……。」
 どうやら喫茶店で話すような内容ではないらしい。
 前回と同じ公園に行くことにした。ここは人に聞かれたくない話をするにはとっておきの場所だ。2人でベンチに腰掛ける。
 「ここなら広いし、話し声は周りにほとんど聞こえないから安心していいよ。」
 「はい、ありがとうございます。」
 来る途中に買ってきたジュースを飲みながら話す。
 「土橋さんは知ってると思うんですけど、私たちの学校って援助交際している女子生徒が多いんです……。」
 沈黙が続くと思っていたが、以外にもすぐ話し始めた。しかも想像以上にヤバそうな話だ。
 「……そこまでは知らない。葵がやっているってことはこの前聞いた。」
 「そうだったんですか……。土橋さんはそういう行為どう思いますか?」
 「良くないと思う。でも、この前は葵に反論すらできなかった……。」
 「そうらしいですね。実は私もやっているんです……。援助交際……。」
 「えっ?」
 意外だった。こんな純粋そうな少女が援助交際をしているなんて……。
 「どうして?」
 自然とそんな疑問が口から出る。
 「ほとんどの子は遊ぶお金が欲しいんですよね。でも、私の場合は家にお金を入れないと生活が苦しいんです。」
 (あっ……)
 「もちろんいけないことだってことくらいわかります。でも、生きていくためにはしなくちゃいけないことなんです。」
 少し泣いている気がした。
 「で、でも……生活保護とかは?」
 「私も詳しいことは知らないんですけど、母が言うには何度も断られているそうです。」
 正直俺もその辺は詳しくない。
 「母にはアルバイトだって言ってます。もし援助交際なんて言ったら怒られて、お金なんて受け取ってくれないでしょうね。わかってるんですよ、そんなことは。でも、しょうがないじゃないですか。」
 声が少し大きくなった。先ほどまでと違い、感情が漏れてきているのだろう。
 俺はその問いかけに答えることができなかった。下手な慰めや情けは彼女を傷つけるだけだ。
 「すみません。でも、こうするしかないんですよね。私は大学にも行きたいですし、弟妹にも少しは贅沢させてあげたいんです。だから、私が稼ぐしかないんです。」
 俺には父も母もいて、金に不自由した記憶がない。だから、お金には無頓着な所があった。
 しかし、葵や優理香ちゃんを見ていると自分が世間知らずに思えてくる。
 「ごめん……。俺何にも知らなかった。」
 これしか言えなかった。
 「私の方こそごめんなさい、感情的になっちゃいました。でも、こういう子もいるんだってわかってくれただけでも嬉しいです。それに今回は土橋さんに会ってみたくて、葵ちゃんに頼んだんです///」
 さきほどとは違い、頬を赤らめながらこちらを見てくる。
 うっ……。女の子に免疫のない俺はたじろいでしまう。優理香ちゃんと今まで話せていたのも、昔の葵に似ていたことと年上の余裕があったからだ。
 しかし、こうして改めて意識してしまうと緊張してきてしまう。
 「私もこういうお兄ちゃんが欲しいな~。」
 正確には『おじ』であるが、立場的には『おじ』よりも『兄』の方がしっくりくる。
 「えっ?」
 「葵ちゃんのこと心配してたんですよね?私にはそういう自分のことを真剣に思ってくれて、叱ってくれる人がいないんで。」
 「優理香ちゃんはそう思ってくれてるようだけど、葵は俺のことをウザそうに感じてるんじゃないかな。この前もそんな感じだったし。」
 「そうかもしれませんね。でも、葵ちゃんも土橋さんを信頼しているから正直に自分の考えを言えるんだと思います。」
 「もし、そうだとしたら嬉しいな。俺も時々言い過ぎちゃう所もあるからな……。」
 「絶対そうですよ。私と話すときはいつも『賢兄は……』って話してますもん。」
 この前は『あんた』呼ばわりだったけど、今の話を聞くと葵は根は昔と変わっていない感じがして嬉しかった。
 「私も土橋さんのようなお兄ちゃん欲しかったな…………。あの?」
 「ん?」
 「もし良ければ、私も葵ちゃんみたいに『賢兄』って呼んでもいいですか?」
 モジモジしながら頼んでくる。やはりこんな子に頼まれたら断れない。
 「う、うん。優理香ちゃんが良ければいいよ。」


 「私たち周りからどんな風に見られてるのかな?」
 「ど、どうだろうね?」
 公園から出て、街中を歩いている。
 先ほどの呼び名の変更から徐々に優理香ちゃんは積極的に体を密着させてくる。
 「優理香ちゃん……ちょ、ちょっとくっつきすぎじゃない?」
 「えっ、そう?兄妹ならこのくらいはするよ。それとも賢兄は嫌なの?」
 話し方も先ほどの敬語から、兄妹が話すような感じになっている。
 「嫌じゃないけど……。」
 腕に胸の感触が……。勃起してしまい、それを隠すため少し前かがみになる。
 「ならいいじゃんよ。それと私のことは優理香って呼びつけでいいよ。そっちの方が妹みたいでいい!」
 その後、優理香の行きたい場所に付き合って、俺は軽いデート感覚を味わった。
 早い夕食も済ませるといい時間になっていた。
 「あ~あ、せっかく賢兄と仲良くなれたのにもうおしまいの時間か~。」
 「別に優理香が嫌じゃなかったら、今後も会えるよ。」
 「本当!もちろん会いたいよ!」
 残念そうな顔をしていたから、軽い気持ちで言ったのにこんなに喜んでもらえるとこちらも嬉しくなる。
 「じゃあ、そろそろ帰ろうか……」
 店を出て、時計で時間を確認する。
 「家に帰りたくないな……」
 「妹や弟が待ってるんじゃないの?お母さんだって心配してるよ。」
 「いつもバイトだって言って、もっと帰り遅いんで平気ですよ。私、もっと賢兄と一緒にいたい///」
 腕を組んでよりいっそう胸を押し付けてくる。
 「私、女としての魅力ないですか?それとも援助交際してる子なんて嫌いですか?」
 ジッとこちらを見てくる。上目使いで見られると、つい顔を背けてしまう。
 「やっぱり、嫌ですよね……。」
 顔を背けたことが否定の意味にとらえられてしまったようで、優理香は目を伏せる。
 「い、いや、そんなことないよ。ちょっとビックリしただけだから……」
 「やっぱり賢兄は優しいですね。…………私を買ってくれませんか?」
 「えっ、買うって……」
 その答えは1つしかない。わかっているのに聞いてしまう。
 「私だってヤルなら好きな人とやりたいです。でも、賢兄には恋人いると思うし……。でも、お金で援交だって割り切れば……」
 「優理香……」
 「ご、ごめんなさい!急にこんなこと言っちゃって……。私、帰りますね!」
 気づいた時には、振り返って離れようとする彼女の手を掴んでいた。自分でもどうしてそうしたのかわからない。
 そして、そのままホテルへと行ってしまった。いつもなら考えられないことだが、今日1日優理香の話を聞いて俺自身の考えが変わったのか、それともただ単に欲望に負けたのかわからなかった。
 気づけばホテル代込で5万円を優理香に渡していた。相場がわからないが、言われたまま出したのだ。
 優理香いわく、お金だけの関係だから後腐れもなく、割り切れるのが援助交際のいい所らしい。


 部屋に入ると否や、ベッドに倒されてしまう。抵抗するつもりもないので、あっさりと倒されてしまい、上に跨られる。
 「不思議じゃない?今日会ったばかりの男女がホテルに来てるなんて。」
 「う、うん。」
 心臓がバクバクなっていた。もうここまで来たら引き返せない。
 「女子高生とするの初めて?」
 「うん……」
 「そっか~、じゃあ制服の方が嬉しかったんじゃない?」
 「それは別にいいよ……」
 「本当かな~?結構お客さんだと制服を要求してくる人多いよwww」
 いきなりキスをしてきて、びっくりしてしまう。すごく柔らかくて、気持ちがいい。
 「ンフフッ、大好きだよ賢兄~///」
 「優理香……」
 「今日はどうする?何かして欲しいこととかある?大抵のことならしてあげるよ。」
 俺は思わず唾を飲みこんでしまう。
 「援助交際する人って、会社や家庭で煙たがられて、ストレスが溜まっている人が多いんだよね。特に女性から避けられているみたい。家庭では娘からウザがられ、会社では若いOLに気持ち悪がられる……。だから、私と会う時はすごく責めてくるんだ。」
 「そ、そうなんだ……」
 「賢兄も電車で女子高生を見て、痴漢したいと思ったことない?世間の厳しさも知らない生意気で、その癖身体だけは発達している小娘をぐちゃぐちゃにしたいと思わない?それが援助交際ならできるんだよ。」
 俺は援助交際が本当に悪いものなのかわからなくなってきた。
 「賢兄も私のことをぐちゃぐちゃにしてみる?」
 上から見下ろされる優理香の顔は先ほどまでの幼い顔ではなかった。
 「ねぇ、賢兄?さっきからどうしたの?緊張してる?」
 「えっ?ああ、うん……」
 「もしかして、彼女への罪悪感とか感じてるとか?」
 優理香は不安そうな顔をして見てくる。
 「い、いや……彼女はいないよ……」
 「そうなんだ~。何年前からいないの?葵から賢兄は風俗は行かないって聞いたから、相当ご無沙汰とかwww」
 優理香は嬉しそうに話してくる。
 「えっと……その……」
 「ん?」
 ああ、こんな娘に嘘はつけない。それに嘘をついても簡単にバレてしまいそうだ。俺は長年の秘密をバラすことにした。
 「か、彼女はいないし……いたことがない……」
 「えっ?」
 優理香は先ほどと変わって、キョトンとした顔になった。俺は恥ずかしくて直視できない。
 「そっか~……ってことはそうだよね~」
 しばらくすると納得したように優理香は話してきた。
 「今日の賢兄の様子やホテルに入ってからの様子を見ても、確かにそうっぽいところがあったよね~。賢兄って歳いくつだっけ?」
 「2……28歳……」
 「へ~、その歳でそうなんだ~。ちょっとと言うかかなりビックリwww」
 ああ、ついにバレてしまった……
 「フフ~ン。なら、ちょっと違うけど……まぁいいよね。」
 優理香は何かを考えながら携帯を取り出し、メールを打った。
 「な、何するんだ?」
 「ん?そんな不安そうな顔しなくても大丈夫だよ。美人局とかじゃないから安心して。」
 こんな状況なのに優理香に乗られて、勃起しているのが情けない。逃げようと思えば逃げられるかもしれないが、俺は援助交際をしてしまったのだ。まだ、してないとは言え、もう言い逃れはできる立場ではないだろう……



 数分後、部屋のドアが開いた。
 「な、なんで葵が……」
 入ってきたのは葵だった。どうやら入った時に優理香がわざとカギを閉めていなかったようだ。
 訳が分からなく、視界がぼやけて頭が回らない。俺は身を起こそうとするが、優理香に押し付けられ、ベッドに倒れたままになる。
 「おじさんさ~、援助交際はダメなんじゃなかったっけ?」
 葵が笑いながら俺を見下ろしてくる。
 「ごめんね、賢兄。最初からこういう段取りだったんだwww」
 「あれ?優理香、その呼び名で呼んでんの?」
 「うん、面白いよ。呼んだら鼻の下伸ばしちゃってwww。歩く時も胸を腕に押し付けたら、チンコ苦しそうに前かがみになるんだもんwww」
 「おじさん、純粋すぎでしょwww。あんたまさか、また『私の家は……』って話したんじゃないの?」
 「したした。そうしたら、賢兄ったら本気にしてるんだもん。ただ遊ぶ金が欲しいだけだっつ~のwww」
 「話してくれたこと……全部、う、うそだったのか……」
 「ごめんね、賢兄~、全部ウ・ソwww。」
 「優理香は私と違って、純粋系をウリにしてるからな~。」
 「結構みんな騙されて面白いよ。お小遣いくれるおじさんもいるしwww」
 2人は楽しそうに笑っている。徐々に状況が把握できてきた。どうやら俺は2人に騙されたらしい。
 「それよりも葵、すごい面白いことわかったよwww」
 「えっ、なになに?」
 「賢兄ってHしたことない童貞なんだってwww」
 「ウソ~、本当に?」
 そう言って俺の方を見てくる。子供が新しいおもちゃを見つけたようにキラキラ目を光らせていた。
 「そうだよね~、賢兄?さっき自分で言ったもんね。姪である葵にもちゃんと言わないとwww」
 優理香は「さぁ、言いなさい」と言わんばかりに俺の方を見てくる。
 「ど、童貞です……」
 言っていて顔が赤くなるのがわかった。
 「ウソ~、おじさん何歳だっけ?お母さんはおじさんの歳にはもう私を生んで育ててたのに、おじさんはまだHもしたことないとかwww」
 「そ、それは……」
 「おじさん童貞の癖に、この前私に説教したわけwww。チョーウケるんですけどwww」
 「しかも、援交で童貞捨てようとしてたんだよ、ヤバすぎでしょwww」
 女子高生2人にいいように笑われる。言い返したくても正論なので、言い返すことができない。
 「前からおじさんって口だけって感じしてたけど、本当に口だけだよね。欲望に負けて、否定してた援交やっちゃうんだもん。何か言うことがあるんじゃないの?」
 「大人って『今の若い奴は……』とか言うけど、自分のこと棚に上げすぎだよね。賢兄はそんな人じゃないよね?」
 2人が見下ろしながら言ってくる。
 「ご、ごめんなさい。俺が間違っていました……」
 もう何が正しいのかわからなくなっていた。自分よりも彼女たちの方がしっかり自分の考えを持っており、俺は自分が情けなくなる。
 「アハハッ、そうだよ。最初からそうすればよかったのに、変な正義感出して偽善者ぶるのが悪いんだよwww」
 さんざん笑われ、俺は今まで持っていた自分の考えがわからなくなってしまった。フラフラと力なく立ち上がり、部屋を出て行こうとする。
 「あれ、賢兄どうしたの?」
 「いや……帰ろうかと……」
 「Hはしないの?」
 俺は驚いた。てっきり笑われて、はい終わりだとばかり思っていた。
 「5万くれたでしょ?もう貰ったからやってもいいよ。」
 「優理香マジで言ってんの?」
 「マジマジ、童貞とか初めてだから面白そうじゃんwww」


 「じゃあ、私がリードしてあげるからちゃんと私の指示にしたがってね。」
 俺は童貞が捨てられる誘惑に負けて、女子高生2人のいいなりになっていた。葵はソファーに座って、俺たちの様子を見ている。
 「はい、それじゃあ、まずは裸になって下さい。」
 「えっ?」
 葵はそれを聞いて笑っていた。
 「裸にならないとSEXはできないんだよ。童貞君はそんな初歩的なこともわからないの。」
 「わ、わかるけど……」
 「それなら口答えしないで早く脱ぎなさい。」
 俺は言われた通りに服を脱ぎした。
 「ねぇ、葵。賢兄のチンコってどんな感じなの?」
 「ん~、どうだったかな。昔一緒にお風呂に入ったことあるけど、よく覚えてないや。」
 「そうなんだ。いつ頃の話?」
 「私が10歳の頃に母親が離婚したんだ。それから2年くらいはおじさんとよく過ごしてたから、それくらいの頃かな~……」
 葵は思い出すように話している。
 「ほらほら、賢兄は手を止めない!じゃあ、賢兄はその頃20歳くらいか……。もしかして、葵ってオカズにされてたんじゃないのwww」
 「ちょっと~www。優理香止めてよwww」
 「ねぇ、賢兄?どうなのよ?」
 既にパンツ1枚まで脱いでいた俺に話しかけてくる。
 「そ、そんなことは……」
 「本当かな~。まぁいいや、とりあえずパンツ脱いでよwww」
 葵も席を移動して、優理香の隣に来た。
 「ハハッ、もうパンツに染み作ってんじゃんwww」
 「ほら、賢兄早く脱ぎなさい。」
 俺は意を決してパンツを脱いだ。
 「何か普通……思ったよりは小さいくらいでつまんないな。」
 俺の勃起したペニスを見て、優理香はつまらなさそうに言った。それとは違い、葵は何か考えているようだった。
 「何か違うんだよな~……。おじさんのチンコって確か……」
 そう言いながら近づいてくる。
 「お、おい……止めて……」
 「ちょっと動かないでよ!」
 葵がホテルのタオルを持って、俺のペニスに被せる。
 「ああっ!葵……止めてくれ!」
 そのままシゴき出したのだ。
 「ちょっと葵、何してんのよ?」
 「ん~、後のお楽しみ。」
 すぐに俺はイッてしまった。葵はそれを手の感触でわかったようだ。
 「おじさん早すぎwww。オナニー覚えたてのガキでももう少し我慢できるよwww」
 葵はタオルでペニスを拭くと、俺にそのままにしているように指示した。最初はギンギンに勃っていたペニスも次第に萎えてくる。
 「うわ~、かなり小さくなっちゃうね。」
 「でしょ?それで面白いってのはね……確か……汚いけどまあいいかwww」
 葵は笑いながら親指と人差し指で、俺の小さくなったペニスを触る。
 スルリッ
 「あっ!皮が被っ……って何コレwww」
 「ねっ?面白いでしょ。よくおじさんがお風呂で見せてくれたんだwww」
 「ちょっと賢兄~。小学生にこんなの見せるなんてやっぱり変態じゃんwww」
 俺のペニ……ちんちんは皮がすっぽり被り、さらに皮には2つのほくろがある。それが象さんに見えるのだ。昔はお風呂で葵に指摘されてからは、冗談でよく見せていたのだ。
 「これはまさに象さんチンコじゃんwww。腹痛いwww」
 「でしょ?こんな短小包茎チンポと本当にヤルつもり?」
 「う~ん……まぁ、面白そうだしねwww」


 「はい、じゃあこれつけてね。目が見えない方が、刺激に敏感になるんだよ。」
 俺は目隠しをされ、体を触られる。思わず声を上げてしまうほど、気持ちよかった。
 ちんちんは触らずに、その周辺をしつこいくらい責めてくる。俺は頭がおかしくなりそうだった。
 「ああっ!もうダ、ダメ~。くっ、苦しいよ!」
 「まだ、ダメ~。もう少し待ってねwww」
 しばらくして、優理香が騎上位になる。
 「もう我慢できないでしょ?それじゃあ挿入るね。」
 先ほどまでの焦らしと違い、すぐに入れてくれるようだ。
 ヌプッ……ズププ……
 「あああっ……」
 入っている入っている。
 「あっあん……どう?女の子のオマンコの中は?」
 「すごく気持ちいい。腰が抜けそう……」
 「おじさん、女子高生とできるなんて、滅多にないんだから我慢しないともったいないよwww」
 女性の中は熱いと聞いていたが、思ったよりも冷たかった。しかし、俺には関係ない。
 「そう、賢兄は動かなくていいよ。私が動くからジッとしてて……」
 そう言うと、優理香が腰を上下に動かしてくる。
 「あっあっあっ!す、すごい!」
 俺はもう何も考えられなかった。姪の葵が見ているとか援助交際しているとか関係ない。ただ快楽に身をゆだねていたのだ。
 「あああっ~!すごくいい!やっ、やばいよ~!」
 もう頭がおかしくなりそうなほど気持ちよかった。
 「イきそう?あたしと一緒にイこ!だから我慢して!」
 先ほど出していなかったら、すでにイッていただろう。優理香の喘ぎ声も聞こえてくる。
 「あっ、いい!ああっ、私もイッちゃう!」
 ラストスパートなのか、優理香は動きを早める。
 「ああっ!優理香ぁぁぁぁ!!」
 ビュビュビュビュビュ!
 搾り取られるように断続して精液を吐き出す。
 「はぁ……はぁ……童貞卒業おめでとう……」
 「あ、ありがとう……」
 「もう目隠し取っていいよwww」
 葵の言葉を聞いて、重たい体で目隠しを取る。
 「えっ?」
 「な~んちゃって!オナホでした!」
 俺の腰には確かに優理香が乗っていたのだが、その手にはオナホールが握られていた。
 「あんたとなんかするわけないじゃんwww。オナホで卒業おめでとうwww」
 「そ、そんな……」
 「あんたのキモい短小包茎で感じる女なんかいないわよ。喘ぎ声うまかったでしょ?援助交際には演技も必要なんだwww。あんたには一生オナホがお似合いだねwww。つ~かヨダレ垂れてるよwww。そんなに気持ちよかった?」
 「おじさんさ~、せっかくこの歳まで童貞守ったんだから、捨てるのはもったいないよwww。一生童貞でいればいいじゃんwww」
 優理香は持っていたオナホールを俺に投げつけて、葵と笑いながら部屋を出て行った。
 どうやら、俺が目隠しをして喘いでいる間に、ラブホテルで売っているオナホールを葵が準備していたらしい。
 それ以来、俺は葵と優理香に逆らえないでいた。小遣いと称した巻き上げはもちろん、足代わりにも使われている。結局俺は口だけの男だったのだ……
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コメント
No title
五万も払って、このオチとは

にしても、葵との幼い頃のエピソードが、かなり面白いですね。
その部分を、もうちょっと掘り下げたら、小話が一つできそうですねw
Re: No title
>>剃男さん
コメントありがとうございます。

今回は前半がダラダラして、肝心なシーンをうまく書けなかったです。
確かに、ああいう部分を掘り下げて書いた方がいいかもしれませんね。

ありがとうございます。
最高でした!
一発抜かしてもらいました
Re: タイトルなし
>>短小さん
コメントありがとうございます。

そう言っていただけて嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
小悪魔♪
連載ありがとうございます。
小悪魔に弄ばれている感じが良いですね。
主人公の心の中のドキドキ感を自分に重ねて楽しんでいます。
年下なのに余裕がある女の子と年上なのに経験が無くてオロオロする男性のシチュエーションが好きです。
今後も体に気をつけて頑張って下さい。
Re: 小悪魔♪
>>punipuniさん
コメントありがとうございます。

楽しんで読んでいただき、光栄です。
是非これからも、楽しみながら読んで下さい。

ありがとうございます。体調に気を付けて、続けていきたいと思います。


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