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女子校の先生

2013.01.10.Thu.10:10
女子校の先生


 私の名前は鬼怒隆(きどたかし)。今年で32歳になる女子校の教師だ。
 もともとは男子校の教師だったのだが、5年前に今の女子校に赴任した。
 今でも『女子高校生』と言う生き物の扱いには困っている。男子のように根性論で何とかなる相手ではないし、昨今は特にいろいろと周りがうるさい。体罰の1つでもしたら即クビで次の就職先なんて簡単に見つからない。
 そんなわけで、不満はあるものの私は今もこの『月下女子高等学校』の教師をやっている。


 「ここ、来週テストに出るからやっておけよ。」
 私の担当は保健体育で昔からスポーツに励んでおり、大学もそちらを専攻していたので運動関係なら実技も座学も何でもこなせる。
 「つーかさ」 「え~、マジwww」 「キモくね~www」 「キャハハwww」
 「うるさいぞ、お前ら!やる気あんのか!」
 「……………………」
 不満ながらも静かになる。いつもこんな感じだ。
 赴任してくる前は女子校と聞いて、内心喜ばなかったわけではない。しかし、実際来てみたらストレスの連続だ。身体ばっかり成長して、頭はまるで成長していない。
 ようやく、授業も終わり職員室へと向かう。
 「いや~、最近の女子高生は扱いが難しいですね。」
 今、教育実習に来ている大学生の橋本学(はしもとまなぶ)が話しかけてくる。
 「そうだろ?お前のような奴はすぐに馬鹿にされて、無視されるのが目に見えてるぞ。」
 「ハハハッ、鬼怒先生はストレートに言ってくれますね。落ち込みますよ、僕……」
 「お前のような奴をゆとりとか草食系と言うのか?まったく、少しはガツガツしてみろよ。」
 「今の若い奴なんてみんな僕みたいなもんすよ。当たり障りのない距離を保って…………」
 「まったく……。」
 自分が体育会系で育ったからか、こういうウジウジした奴は好かん。どうせ休みの日なんか家に籠ってパソコンでネットをしているのだろう。
 顔は少しカッコいいかもしれんが、見た目も大人しそうだし、童貞に違いない。いや、そうだ。こういう奴は一生童貞なのだ!
 そう思うと少しだけ優越感に浸れる。


 2人で話しながら歩いていくと、すぐに職員室に着いた。
 「あら、鬼怒先生何かありましたか?」
 職員室に戻ると向かい席の小林マリア先生(28歳)が声をかけてきた。大人の色気があり、密かに恋焦がれている女性だ。
 「あっ、これはマリア先生。いや~、お恥ずかしい。授業中に生徒の私語が気になりましてね。」
 「鬼怒先生は真面目すぎるんですよ。もう少し気を楽にしてもいいんじゃないんですか?」
 「いや~、私はこういう人間ですから、真っ直ぐにしかできないんです。」
 「鬼怒先生は職員の鏡ですね。そんなに頑張って、何か問題起こしたら大変じゃないですか?悲しいですけど、現代の人間関係なんて……特に生徒との関係なんてあんまり気にしない方がいいですよ。さっきも言いましたけど……」
 「確かにその通りかもしれませんよ、鬼怒先生。あまり無理なさらないように……。」
 「大丈夫ですよ!2人とも心配し過ぎです。そのうち、私が教育界を変えてやりますよ!ハッハッハッ!」
 「まぁ、頼りになりますわ。もしもの時はお願いします。」
 「ま、任せて下さい!」
 マリア先生に褒められると舞い上がってしまう。
 「そんなことよりもこれどう思います、マリア先生?是非女性の意見を聞きたいんですが?」
 『そんなことより』だと~?私とマリア先生の会話に入ってくるな!それに何が『マリア先生』だ!?私ですら3年目でようやく小林からマリアと呼び名が変えられたのに、こいつは1週間ほどで……。
 「これってラブレターですか?」
 橋本は引き出しから何枚かの便箋を取り出した。
 「そうみたいです。これでも一部なんですけど、やっぱりイタズラなんですかね?」
 「それはわからないわね~。鬼怒先生はどう思います?」
 「あ、ああ。そうですな……。私も赴任当初はよく貰いましたよ。多分、若い男が来たから弄ってやろうと思ってるんじゃないんですか?」
 「はぁ~、やっぱりそうですか。ドラマみたいな展開はないんですね……。」
 「わからないですよ、橋本先生。本当に好きな子だっているかもしれないですし……。」
 「マリア先生、ありがとうございます。とりあえず、様子を見てみます。」
 こうしてこの会話は終わった。
 私はラブレターなんて貰ったことがないぞ!?絶対にイタズラに違いない。
 最近、マリア先生とも仲がいいし、こいつにはイライラしっぱなしだ。
 こういう日はAVでも借りて、スッキリするべきだな!
 フフフッ、現実の女子高生は嫌いだが、AVの女子高生は大好物なのだ。


 夏になり、体育の授業はプールになった。
 補佐としてマリア先生がついてくれるのだが、その水着姿がたまらない。また、いつもはイライラさせるだけの女子生徒たちも身体だけは立派なもんで、目の保養になる。
 橋本もあと1週間で実習も終わるので、今くらいはこのオアシスにいることを許してやろう。
 日頃鍛えた筋肉を余すことなく、披露する絶好の機会だ。ビキニタイプの水着を履いて、授業に臨む。
 準備体操も終わり、各自レベルに合わせて3つのグループに分ける。私が1番泳げるクラスで、マリア先生は中ぐらい、橋本は全く泳げない奴を教える。
 しかし、驚いたことにほとんどの奴が橋本のクラスへ行ってしまった。まったく、授業は遊びじゃないんだぞ。
 「おい、鈴木、佐藤、高橋、田中!お前らは水泳部なんだから、こっちのコースに来い!他の奴もちゃんと散らばれ!」
 「ウゼェ~」 「プールくらい遊ばせろよ……。」 「つ~か、ビキニとかキメェwww」
 そんな声も聞こえるが無視だ。
 授業も終わりに差し掛かり、生徒を集合させ毎年恒例、私の華麗なる泳ぎを見せる時間になった。
 「いいか、お前ら。今日は私が手本を見せてやる。泳げん奴はよ~く見ておくように。」
 チラリとマリア先生の方を見ると、小さく手を振っている。ここはいつも以上にいい所を見せなくては。
 「そうだな~……。おい、橋本!私と1つ勝負をしてみんか?」
 「えっ、勝負ですか?」
 「そうだ、100メートル早泳ぎで勝負だ。」
 橋本の海パンを見ると、水の抵抗を受けまくる一般人が履くような水着だ。細マッチョという感じだが、こんなチャラい奴に負けるわけがない。
 「そうだな~、負けた方は水着を脱ぐなんてどうだ?余興にしては面白かろう!」
 笑いながらそう話すと、さすがに黙っていた女子生徒たちも騒ぎ出す。
 「ちょっと、鬼怒先生。それはさすがにマズイかと……。」
 慌ててマリア先生が駆け寄ってくる。
 「心配しないで下さい。奴の根性を試すだけです。それに奴が負けても、脱がすのは冗談ですよ!」
 そっと耳打ちをする。
 「しかし、それでは……」
 「まぁ、見ていてください。」
 マリア先生の話を遮り、橋本の方へ顔を向ける。
 「どうだ、橋本?お前にそれだけの根性があるか?」
 「…………自分はいいですよ。」
 少し考えた後に静かにそう返された。意外であったが、たとえ結果がわかっていたとしても、その逃げ出さない心だけは評価してやろう。
 「よし、決まりだ!マリア先生、合図をお願いします。」
 私たち2人は飛び込み台に上り、合図を待った。


 「どうですかな、もう一軒?」
 「すみません、私はお先に失礼します。」
 「そ、そうですな。女性はあまり遅くならない方がいい。橋本、お前は来るよな?」
 「すみません。僕も今回のレポートや大学の準備があるので……。」
 「な、なに~!お前の送別会なんだぞ?」
 「まぁ、鬼怒先生。彼にも予定があるそうですし……」
 「本当にすみません。」
 「し、仕方がないか。」
 「では、鬼怒先生。何度も言いますが、本当にありがとうございました。」
 「ああ、お前もこれから頑張れよ。」
 「では、私も失礼します。」
 橋本とマリア先生は電車が同じなのか、同じホームへ向かった。私はその2人の後ろ姿を見送った後、深いため息をつき家路についた。
 今日は私とマリア先生で、橋本の送別会をした。送別会自体は学校全体で1度やったのだが、マリア先生の提案でつながりが深かった3人でもう1度ゆっくりやったのだ。
 どうもあの日から調子が悪い。マリア先生との関係も生徒たちの目も変わってしまった気がしてならない。
―――――――――――――――――――――

 スタートダッシュは私の方が早かった。そのまま距離を空けていったはずなのに、50メートルを超えた辺りですぐ後ろにいることに気付いた。そのままレースは進み、最後の25メートルではほぼ差がない状態であった。
 結果は本当に微妙なものだった。若干橋本が早かったのでは?くらいで、私自身ジャッジに迷いそうな感じだったのだ。
 「同着?」 「橋本先生速すぎ~」 「少し鬼怒が遅くなかった?」
 「えっと……」
 競争を傍から見ていたマリア先生もどちらが早かったかわからない感じだ。そんな時だった。
 「いや~、やっぱり鬼怒先生は速っスね~。自分の負けです。」
 笑いながら橋本が握手を求めてくる。
 「お、おう……。お前も速かったな。驚いたよ……。」
 「ウソ~、橋本先生の負け?」 「絶対、鬼怒の方が遅いよ」 
 生徒たちがざわめきだした。
 「静かに!今、みんな私たち2人の泳ぎを見ていましたか?特に鬼怒先生の泳ぎはとても綺麗なフォームなので、参考にして下さい。」
 そして、ゴホンッと咳払いをした後
 「え~、それでは約束通りこれから私は水着を脱ぎます。申し訳ないですが、見たくない人は後ろを向いて下さい。」
 「お、おい、橋本!」
 私は橋本の方へ駆け寄る。生徒たちは先ほどとは違うざわめきを始めた。
 「先生になる人間が、生徒に嘘をつくのは駄目ですよ。たとえ冗談だったとしても、生徒に嘘をつくことはしたくない。そこはしっかりしておきたいんです。すみません……」
 私は何も言えなかった。橋本はもう一度生徒の方を見て確認する。
 「みんな後ろ向いてないけど、後悔するなよ~www」
 そう言うと、海パンを脱いだ。
 「!!!!」
 誰も声を出さなかった。
 細く引き締まった体に、重そうに垂れている黒いペニス。
 「ハハハッ、あんまりジロジロ見ないでくれよな。」
 照れくさそうに腰に手を当てて、足を広げながら立っている。
 男の俺でもしばらく見入ってしまい、すぐに周りを見回すと生徒たちはみな見入っていた。中にはうっとりとした表情を浮かべるものもおり、マリア先生も頬を赤くして見ていた。
 「もういいですかね?あと、みんなにお願いがある。これは他の先生たちには内緒な。バレるとヤバいんだわwww」
 笑いながらいそいそと水着を履いて、普段通りの授業に戻す。
 「あ、ああ……。じゃあ、これで授業を終わりにする。みんなシャワーと目洗いはきちんとするように……」
 俺はそれだけ言うと、どっと疲れが出た。
 「ヤバくない?」 「すげ~、あんなの初めて見たかも」 「何か興奮しちゃうよね」
 「橋本先生ってカッコ良すぎ!」 「アソコもそうだけど、男らしいよね」
 そんな声が聞こえてくる。
 人の口に戸は立てられない。すぐにこの話は全校生徒に伝わり、『男らしい橋本先生』『威張っているだけの鬼怒』と言う相対図が出来上がってしまった。
 ますます、生徒たちは私の言うことを聞かないようになり、橋本の言うことは素直に聞くようになった。

――――――――――――――――――――――――――
 自分から仕掛けた勝負が原因なのに、情けない……。
 いつものように女子高生モノでオナニーするが、ついつい橋本のペニスが男優と重なってしまう。
 最初は覚悟も信念も何もないチャラい奴としか思っていなかったが、あんな理念があったなんて……。そして、『童貞』だと決めつけていたのにあんな立派なモノを持っていたなんて……。
 悔しいながらも、その日の精液の量はいつもより多かった。


 橋本がいなくなったら元通りになるかと思ったが、全く変わらなかった。
 生徒たちは以前にも増して、私の言うことを無視するようになっていた。マリア先生もどこか私のことを避けている感じもする。
 本来ならオアシスである水泳の授業も辛いものになっていた。それはあの勝負で、自分が橋本のように素直に負けを認められなかった後ろめたさもあるのかもしれない。確かに勝負はどちらが勝ちかわからなかったが、人間として負けた気がする。
 「お前たち、もう少しキビキビ泳がんか!」
 それを考えているとイライラして、つい口調が強くなってしまう。
 「うるさいな~」 「八つ当たりすんなっての」 「あ~あ、橋本先生の方がいいな」
 いつもなら無視する声にも反応してしまう。
 「いったん集合!早く集まれ!」
 生徒たちをプールサイドに集めて、座らせる。
 「お前らうるさいぞ!授業中だぞ!私語は慎め!」
 これでいつもは収まるのだが、今日は違かった。
 「はぁ?ちょっと先生、何そんなに怒っているんですか?」
 「な、なに~?」
 「そうそう、体育の授業なら私語くらいあって当然だと思うんですけど?」
 何人もの生徒が絡んでくる。
 「そ、それは……」
 「橋本先生と比べられて、イライラしてるのかもしれないけど、私たちに八つ当たりしないで下さい。」
 ワーーーッ!と歓声と拍手が鳴る。
 「べ、別に橋本と比べられて怒っているわけではない。」
 「本当ですか~?」
 「本当だ。あの勝負だって私が勝ったんだしな!」
 「うわ~、結局勝ち負けにこだわってんじゃん」 「実際、勝ったかはっきりしてないし」
 本当のことを言われてしまい、逆上してしまう。
 「誰だ!今、言った奴は?出てこい!」
 「き、鬼怒先生、落ち着いて下さい。」
 「マリア先生は黙っていて下さい!どいつだ出てこい!」
 生徒が座っている中にズカズカと入っていく。その時だった……
 「ぐおっ!」
 私は勢いよく転んでしまった。生徒たちはタイミングよく避けて、コンクリートの地面に顔からぶつかる。
 「ぐうう……」
 何が起こった……。誰かに足を引っ掛けられたような……。それにしても頬が痛い。俺は頬を手で押さえながら立ち上がる。
 ポロッ……カランカラン……
 何かが落ちて、地面に転がった。それを見た瞬間に血の気が失せた。
 「あっ!」
 慌ててそれを拾おうとするが、先に取られてしまう。同時に笑い声が聞こえてくる。
 「キャハハ、チンポ丸出しwww」 「すげー、小さいんだどwww」
 「小学生並み?うちの親戚の子と変わんないwww」
 「うげ~、臭そうwww」 「チンコが毛でほとんど見えないじゃんwww」
 慌てて下を見ると、先ほどまで履いていたブーメランパンツが無くなって、全裸になっていた。
 慌てて隠すが、大半の女子生徒に見られてしまっていた。頬の痛みで気づくのが遅くなってしまったのだ。
 「先生~、今更隠したって遅いですよ。だって先生の包茎ちんちん見ちゃいましたしwww」
 「マジで包茎だったの?」 「マジだって、すげ~先細りwww」 「ウケるんだけどwww」
 「汚いお尻をこっちに向けないで下さいwww」 「お尻も臭そうwww」
 先ほど、生徒の座る中に入っていってしまったので、女子生徒に囲まれる形になっている。
 情けなく前を隠しながら、移動し始める。
 「うわ~、蟹股とかウケる~」 「お尻汚~いwww」 「筋肉が泣いてますよwww」
 慌てて抜けたのはいいが、焦っており更衣室とは逆に来てしまった。振り向くと女子生徒たちが笑いながらこちらを見ている。マリア先生の方を見ると、口に手を当てて笑いをこらえていた。
 「先生~、忘れ物ですよ~www」
 ある生徒が白い物体を投げてくる。投げた方向が高すぎて、つい反応して両手を上げてキャッチしてしまう。結果、万歳の恰好で股間を晒す羽目になっていしまった。しかも、今回は生徒がみんなこちらを見ている状態だ。
 この前の橋本の時と違い、みんな笑っている。ある者は指を指して、ある者は隣の者と一緒になって笑う。
 遅いのは十分承知だが、隠さずにはいられなかった。
 「先生~、それ何なの?」 「そう言えば、アレ何?」 「さぁ?」 「プラスチック?」 
 投げた張本人もわかっていないようだった。するとマリア先生が笑いを堪えながら答えた。
 「クププ……あれはね『モッコリパット』って言うのよ。実際私も初めて実物見るけど、要は股間を大きく見せるパットね。鬼怒先生はいつもそれを水着の中に入れて、大きく見せていたみたい……プフフッwww」
 「え~、汚~い。触っちゃった!」 「すぐ消毒しないと腐っちゃうよwww」
 「確かにいつも不自然にモッコリしてたけど、それが正体だったんだwww」
 「そりゃ、あの短小チンポじゃモッコリしないよねwww」 「もう一回見た~い」
 「確かにあんなの見たことないもんね」 「見せろ!見せろ!見せろ!」
 「「見せろ!見せろ!見せろ!」」
 だんだんとコールのようにみんなが手を叩きながらまくしたてる。私は生きた心地がしなかった。キョロキョロと周りを見回すばかりで、どうすればいいかわからない。
 パンパン!!
 その時マリア先生が手を叩いて、いったんみんなを止める。
 「はいはい!みんな少し静かにしなさい。鬼怒先生が困っているでしょ?」
 私はこの時、助かったと思った。
 「マ、マリア先生!ありがとうございます。」
 マリア先生が前に出てくる。
 「何か勘違いしていませんか?私が生徒を止めたのは、他の先生方が来られると問題になるからです。せっかくですし、ここで男性の性器についての座学をしてはいかがですか?」
 「な、何を言っているのですか!?」
 「さすが、マリちゃん先生!」 「そうだそうだ!」 「教えて下さいよwww」
 生徒たちはますます乗り気になってしまった。授業が終わるまであと30分もある……。
 「それに、橋本先生はきちんとみんなにペニスを見せたんですよ。あれは同着でもおかしくない結果でした。それなら先生もペニス……失礼、先生の場合は『お・ち・ん・ち・ん』と言った方しっくりきますかねwww」
 「マリちゃん最高www」 「ペニスじゃなくておちんちんとかwww」
 「男として恥ずかしすぎるwww」 「早く見せて下さいよ。自慢のおちんちんwww」
 誰も助けてくれない。助けを呼んでもこの状況を見た人はどう思うだろうか?
 どう考えても、自分が不利な立場にいるとしか考えられない。
 「あああ…………」
 「ほら、生徒たちもああ言っていますし、ここは教師としてしっかりしないと!」
 バチンッ!
 「ハヒッ!」
 いきなりお尻を思いっきり打たれたので、そちらを抑えると前ががら空きになる。
 「あら~、近くで見ても本当に小さいのねwww」
 「マ、マリア先生!か、顔が近すぎます……」
 「こんなことが教育委員会にバレたら、どうなるんでしょうね?素直に指示に従っていた方が賢明ですよ。」
 こっそり耳打ちをされる。
 「ほら~、みんなも良く見える位置まで来なさい。こんなちんちん滅多に見られないわよ。」
 生徒たちはざわざわと動きだし、私を取り囲むように半円になった。
 「ささ、先生は飛び込み台に乗って下さい。そうそう、両手は後ろに回して足は開く。う~ん、そうね~、蟹股になった方が見やすいかな。そそっ、オッケ~ですwww」
 俺は情けない姿で、飛び込み台の上に立った。生徒たちは下から覗き込むようにこちらを見ている。
 「皆さん、よく見えますか?この前の橋本先生の立派なペニスと違って、この鬼怒先生のちんちんは小さくて、何か違いますよね。何が違うかわかりますか?」
 「は~い、皮が被っている包茎ちんちんで~す!」
 「そうですね。先ほども何人かの人が言っていましたが、これは『包茎』と言って大人になっても皮が剥けないちんちんのことを言います。先生、生徒によく見えるように自分の手で持ってみて下さい。」
 「グググッ……」
 私は歯を食いしばりながら、指示に従う。
 「持つと言うより、摘まむと言った方がいいですね。それにしても小さなちんちんですね。身体が大きいだけに余計惨めになってしまってます。」
 一斉に笑いが起こる。
 「い、今はプールに入って冷えて小さくなっただけです!」
 「フフフッ、そんな言い訳しなくてもいいじゃないですかwww。ねぇ、みんな?」
 さらに笑い声が大きくなる。
 「じゃあ、先生。次は皮を剥いてみて下さい。みんなも良く見ておくようにね。」
 「「は~い!」」
 私は手が止まってしまう。暑さのせいではない汗が、背中を伝っていくのがわかる。
 「ほら、先生!自分で剥いて下さい。私は汚くて触りたくありませんしwww」
 「マリちゃん、本音言い過ぎwww」 「でも、確かに触りたくないよねwww」
 一向に動かない私に痺れを切らしたのか、みんな追い込みにかかる。
 「ほら!早く皮を剥く!皮を被せたままじゃ授業になりませんよ!」
 「そうだよ、早く剥いてよ!」 「何か汚そうだけど、楽しみかもwww」
 「もう、何をしているんですか!?」
 マリア先生が私の手を掴み、強引に皮を剥こうとした。
 「ぐっ……うう!イテテッ!!」
 「えっ?」
 すぐにマリア先生は手を離した。そして、こちらを見たまま恐る恐る質問してきた。
 「え~と……もしかして鬼怒先生は『真性包茎』なんですか?」
 カァ~っと顔が赤くなると同時に、マリア先生はお腹を抱えて笑いだす。
 「えっーーーー!本当にその歳で真性包茎なんですか?うわぁ、もぅこの人やだ~www」
 「マリちゃん、何がおかしいの?」 「えっ、皮が剥けないってこと?」
 「そんなのあるの?」 「包茎って皮が被ってる奴のことじゃないの?」
 秘密にしていたことが徐々に知られていってしまう。
 「あーー、おかしいwww。あのね、包茎には『仮性包茎』『カントン包茎』『真性包茎』って大きく分けて3つあるの。日本人の約7割が包茎って言うけど、実際はほとんどが仮性包茎っていう簡単に皮が剥けるタイプなのね。そして残りのほんのごく1部の人は皮が全く剥けなかったり、仮に剥けても問題があるようなタイプなの。鬼怒先生はそのごく1部の真性包茎だってこと。皮が全く剥けないのよ、私も初めて見たわwww」
 「え~、それじゃあどうやって洗うの?」 「洗えるわけないじゃんwww」 
 「うげ~、それってすごい不潔じゃん。」 「先生はどうやって洗ってんの?」
 「先生、私も真性包茎は初めてなので、洗い方が気になりますわ。どうか教えて下さいませんか?」
 「そ、それは……」
 「まさか、洗ったことがないなんて言いませんよねwww」
 「い、いえそれはないんですが……」
 「じゃあ、いいじゃありませんか。今後ないでしょうけど、万が一真性包茎が彼氏になった時のためにお願いしますよwww」
 いやらしい目でこちらを見てくる。ここで洗えないなんて言ったら、ますます扱いがひどくなるだろう。私はこれが逆効果になることなど、全く考えなかった。
 「そ、それでは、いくつか用意してほしいものが……」


 「先生、用意できましたよ。」
 そこには綿棒と水の入った小さな桶があった。私はその綿棒を水で濡らすと、狭い皮の間から中に入れた。
 「えっ、痛くないの?」 「何か皮が綿棒食べてるみたいで面白いんだけどwww」
 しばらく綿棒をかき混ぜるように回して、抜き出すと先っぽが真っ黄色になっていた。
 「うげ~、気持ちわる~」 「どんだけ中は汚れてるのよ」 「何か臭ってきそう」
 先ほどまで笑っていた生徒たちは、その汚さに引き始めていた。
 次に桶の中にちんちんを入れて、皮を揉む。すると皮の口からボロボロとカスが出てきた。
 「こうやって、カスを掃除します……」
 「う……。これは強烈ね……。みんな、よく見ておきなさい。これが真性包茎の汚さよ。」
 さんざんなことを言われるが、事実なので言い返せない。
 「あの~、マリア先生……。」
 「どうしたの?」
 「こんなに汚いのに、もし真性の人とセックスしたらどうなるんですか?」
 「いい質問ね。真性はどうしても不潔になりやすいから、当然女性にも悪影響があるわ。男性が病気にかかると、女性も感染する。それに不潔だから、女性器にもよくないわね。だから、みんなもこんな人とSEXしちゃダメですよwww」
 「「は~い!」」
 「マリちゃん!こいつがプールに入ってたってことは、このプールはチンカスだらけなんじゃないの?」
 ある生徒の発言で、みんな急に真剣な表情へと変わっていった。
 「そうね。実は私さっきから隣にいるんだけど、すごく臭ってくるのよ。それだけこの剥けない皮の中にはカスが溜まっている証拠。だから、みんな今日は丁寧にシャワーで体を洗うように!」
 マリア先生は鼻を摘まんで、臭そうに手を仰ぎながら横目で私を見てくる。
 「うわ~、最悪!」 「そう言えば何か臭いよね!」 「つ~か、謝れよ!」
 罵詈雑言が飛んでくる。
 「確かにそうね。鬼怒先生、そんな汚い包茎ちんちんで公共のプールに入ったことをみんなにちゃんと謝って下さい。」
 生徒たちの視線が集中する。いつものように怒鳴りたいが、そうもいかない。
 「い、今まで申し訳ありませんでした。」
 仕方なく、形式だけ謝ることにした。
 「もっと誠意を込めて!」 「ちゃんと具体的に謝って下さい!」 「土下座もしてよwww」
 「お、お前らこっちが下手に出ていれば……」
 プルプルと体を震わせて、拳に力を入れる。さすがに生徒たちは黙って、やりすぎたかと不安になっていた。
 「はいはい!子供ちんちんをぶら下げた大人が、どんなに怒鳴っても怖くないわよ。みんなも鬼怒先生の顔じゃなくて、情けないちんちんを見てみなさい?」
 すると、先ほどまで萎縮していた生徒たちは再び強気になった。
 「先生だって、温泉に行って湯船がゴミだらけだったら、その温泉宿に文句を言うでしょ?今までの先生の行為はそう言うことです!さぁ、早くしなさい!」
 歓声と拍手が鳴る。私は怒りで震える体を何とか抑えて、膝をつく。
 「わ、私が真性包茎だったばかりに、皆さんが入るプールを汚してしまいすみませんでした。」
 土下座をして、震える声で謝る。
 「ああ、いい気味www」 「今までさんざん威張ってきた罰よwww」
 「今度からプールは入らないでねwww」 「つ~か、近寄るな!」
 「じゃあ、みんな少し早いけど、授業を終わりにします。ちゃんとシャワーを浴びるようにね。」
 生徒たちは罵倒の言葉を浴びせながら、プールから去っていく。


 すぐに噂は広がり、次の授業の時にはすでにほとんどの生徒たちが、先ほどの件を知っていた。
 「そ、それでは授業を始める。」
 「うわ~、包茎先生の登場www」 「よく出てこれたよねwww」 「何か臭くないwww」
 鬼怒隆、ここは我慢だ。我慢するのだ!
 「今日はp56からだな。小林、ここから読んでみろ!」
 「は~い!真性包茎とは、包皮口が非常に狭い、または亀頭と包皮が癒着を起こしているなどの理由から、平常時でも手でむくことができません。亀頭が常に包皮に覆われているため……」
 「!!お、お前はどこを読んでいるんだ!?」
 「あ~、すみません。真性包茎についての記事を読んでしまいましたwww」
 「私たち、休み時間も保健体育の勉強しているんですよ。偉くないですか?」
 教室中がドッと笑いに包まれた。私の授業は機材を使うことが多いので、便宜上離れの校舎でやる。よって、騒いだとしても周りに声が聞こえることはほとんどの場合ない。
 「い、今は違う内容の時間だろう?」
 「え~、いいじゃないですか?真性包茎は病気として扱われるので、保険が適用されるようですよ。先生の代わりに調べてあげましたよ、私たちって先生思いな生徒でしょうwww」
 「うぐぐっ……!」
 「アハハッ、何も言い返せないでやんのwww」
 「そう言えば、さっきネットで真性包茎はSEXができないって書いてありましたけど、先生はどうしているんですか?」
 「な、なに!?」
 「だからSEXですよ。そもそも相手に嫌がられないんですかwww」
 「確かに気になるwww」 「私だったら絶対嫌だわwww」 「どうなんですか?」
 「そ、それは……。そもそも女子高生がそんな言葉をむやみやたら使うもんじゃない!」
 言葉に詰まってしまい、ついいつもの調子で怒鳴ってしまう。
 「はぁ~?歳は関係ないでしょ。それに正しい性知識を身につけろって言ったのは先生ですよね?別にSEXやチンポくらいいいじゃないですか?それを有耶無耶にすることこそ正しい性知識からかけ離れますよ。」
 「ぐぐっ!」
 こいつたちは、こういう言い訳だけはうまいのだ。ただし、今回はこいつらの方が正しい。私はただ、回答を引き伸ばし有耶無耶にしようとしているだけなのだから。
 そして、恐れていた展開になった。
 「なんかさ~、さっきから全然質問に答えてなくない?」
 「私も思った。怒鳴ったりするばかりで、全然話を進めようとしないよね。」
 「もしかして、『まだ』だったしてwww」
 「それって、童貞ってこと?いやいや、それはいくらなんでもないでしょ?」
 「ないないwww」 「あいつって32歳でしょ?」 「さすがにそれはないわよwww」
 「だって、このクラスだって大半が経験済みでしょ?ねぇ、みんな?」
 ある生徒がそう言うと、クラスの3分の2以上は手を上げていた。
 「幻滅しちゃいました?今の子なんてほとんどが10代のうちに初体験を終わらせてますよ。まだの子は彼氏はいるけど、まだしてないって感じかな。」
 驚いていた俺に、別の生徒が教えてくれた。
 その反応を見て、ある生徒が強い視線で私を見てきた。
 「先生ってやっぱり童貞?」
 「あ……いや……」
 つい視線を外してしまった。それがいけなかったのだ。
 「ちょっと~、こいつやっぱり童貞だったよwww」
 「うそ~、その歳で童貞www」 「真性包茎だから?」 「こいつの性格でしょ?」
 「うわ~、悲惨www」 「もう一生童貞でしょwww」 「かわいそうwww」
 ついには同情の声まで上がってくる。
 「先生……いえ、鬼怒君って呼ばせてもらおうかしら。」
 「な、なにを言っているんだ。」
 怒鳴りたいのに、先ほどのプールの件と今のことで力が出ない。
 「だって~、確かにあなたは年上だし、立場は先生ですよ?でも、性に関しては私たちの方が先生なんじゃない?」
 「そうだよね。このクラスで『子供』はあんただけじゃん!他はみんな『大人』www」
 「ぐぐぐっ……」
 「ほらほら、鬼怒君。先生たちにあなたのご自慢のちんちんを見せて頂戴www」
 「教育委員会も最近はうるさいんでしょ?私たちが全員であることないこと証言したら、どうなるのかな?その歳で前科を持ったままの再就職は大変ですよ~www」
「お、脅すつもりなのか?」
 力のない声で返すのが精一杯だった。
 「まさかwww。これが本当の性教育じゃないですか?ねぇ、みんな?」
 「「そうだ、そうだwww」」
 先ほどのプールと同じようだ。


 「は~い。ジャージだからすぐ脱げるよね。」
 「上着も脱いじゃおうか。暑いでしょ?」
 前に代表の2人の生徒が来て、私の脱いだ服を預かる。
 「うわ~、ちゃんと洗ってます。このジャージすごく臭いますよ。彼女さんが……って童貞君には恋人なんていないかwww」
 今日、何度目かわからないほど歯を食いしばっている。
 「すごい筋肉だね。これじゃあ、まさかアソコがお子様なんて誰も思わないよwww」
 「パンツ1枚になりましたけど、それは触りたくないので教卓の上に置いて下さいwww」
 言われた通りにしている自分が情けない。
 「うわ~、本当にすごい。逆に立派な包茎だねwww。これ剥けないんでしょ?」
 「…………」
 「ちゃんと先生の目を見て、答えなさい!いつもあなたが言っていたことでしょう?」
 「む、剥けません……」
 「そうそう、その調子www」
 最前列の机は片づけられ、目の前には1クラス分の生徒がいる。
 「32歳で童貞ってどんな感じ?何で手術しないの?」
 恥ずかしい質問が飛んでくる。
 「ど、童貞は恥ずかしいです……。しゅ、手術は怖くてできません……。」
 「プハハハッ、『恥ずかしいです』だって、『手術は怖くてできません』って小学生かよwww」
 その生徒はわざとらしく物まねをし、みんなを笑わせる。
 「実際小学生じゃんwww。あっ、小学生でももっと大きいか。小学生に失礼だよねwww」
 「こんな小さいチンポじゃ、本当に一生童貞だねwww」
 覚悟はしていたが、さんざんな言われようだ。その時だった。
 「うわっ、ヤバっ!」
 みんなそちらを振り向き、もちろん私も振り向いた。
 「こいつの携帯の履歴とお気に入りヤバすぎだよ。」
 「や、止めてくれ!」
 すぐさまその生徒に飛びかかる。
 「キャッ!」
 「なに授業妨害してるの!そんな子には……。」
 ドゴッ!
 「むごごごごっ……ぐぐぐ!」
 「すご~い、鬼怒君の顔面白過ぎるwww」 「大丈夫ですか~www」
 私は股間を抑えながら、床に倒れ込んでいた。腹に重くのしかかる痛み……いったい何が起きたんだ……。
 「さっすが~、空手部主将の蹴りは違うねwww」
 「ふぅ~……。どうですか、私の蹴り?下手な男より強烈でしょうwww」
 見ると、空手部の生徒がポーズを決めていた。そうか、後ろから股間を蹴り上げられたのか……。
 「この上履きは後で捨てないと駄目だな……。汚く履く気がしない。」
 「はいはい、じゃあ先生の財布からどうぞ。」
 私の上着から財布を取り、勝手にお金を渡していた。
 「ぐぐぐっ!あぐぐっ!」
 「アハハハッ、何言ってるかわかんないよwww。上履き代は貰っておきますねwww」
 声がうまく出ないし、痛みでそれどころじゃない。
 「すごく、痛そうだね。玉って精液作る大切な場所でしょ?大丈夫かな?」
 「大丈夫でしょ?仮に使えなくなったって、使う予定もないんだからwww」
 「そりゃ、そうかwww。こんなちんちん一生使わないよねwww」
 「そう言えば、さっきの携帯は何だったの?」
 私のことはお構いなしに、生徒たちは一か所に集まる。
 「うわ~、マジで?」 「こんな奴が教師でいいの?」 「マジ、怖いんだけど」
 「こっちは超ウケるwww」 「身分違いすぎでしょwww」
 良く聞こえない。そうしているうちに、転がっている私の目の前に携帯を持ってきた。
 「鬼怒君は女子高生が大好きなのかな?」
 画面にはいつもオカズにしているサイト『超超女子高生大好き』があった。そのサイトは女子高生モノなら動画、画像、体験談と何でもそろっていた。
 「そ、それは……」
 「もしかして、私たちもオカズにしていたとか?」
 「キモイよ!」 「うわ~、最悪!」 「何考えてんの!」 
 「あと、こっちのメールはマリちゃん先生とのメールですよねwww」
 「あがが……見ないでくれ……。」
 ようやく声が出るようになり、小さな声で言った。
 「残念。もう、見ちゃいましたwww。中学生でも恥ずかしいような文章送ってるんですねwww。しかも、毎回デート断られてるとかwww。マリちゃんとHしたかったんですか?」
 生徒がみんな私を見下ろしながら笑っている。痛みが作用したのか、頭が現実逃避したのか、ふわふわした不思議な感じになった。


 「ちょっと~、こいつ勃起してない?」
 「うそ~、あ~本当だ!」 「勃起しても小せいwww」 「全然変わんないしwww」
 「鬼怒君、せっかくここまで来たんだから、最後は射精を先生たちに見せてごらん?」
 「え~、マジでやらせるの?」 「でも、真性包茎とか興味あるかもwww」
 ゆっくり両脇を持たれて、立ちあがらせられる。
 「じゃあ、いつもみたいに自分でしてごらん。今日だけは特別私たちを見ながらしてもいいよwww」
 「ほら!早くやる!」 「いつもやってるみたいにやればいいんだよ!」
 「ウウウ……」
 これは命令なのだ。決して自分がしたいからしているのではない。そう言い聞かせないとおかしくなりそうだった。
 「うわ~、本当にオナニーし始めたよwww」 「鬼怒君は女子高生好きですもんねwww」
 「オナニーとおしっこにしか使わないとか悲惨www」
 「指2本だけでシコるんだねwww」 「だって、掌じゃチンコ埋まっちゃうじゃんwww」
 「ほらほら、みんなに見られてるよ。大好きな女子高生が鬼怒君の情けないちんちん見てるよwww」 「すごく気持ちよさそうwww」
 実際凄く気持ちがいい。薄眼でチラチラと生徒たちを見る。
 「あ~、今こっち見た。私がオカズにされてるwww」 「こっち見ないでよwww」
 「あ~あ~、イキます!イキます!」
 「はやっ!」 「まだ30秒も経ってなくない?」 「超早漏じゃんwww」
 「そんなんじゃ女の子は満足させられないぞwww」
 「長さからして無理でしょwww」 「彼女できても、浮気されるしwww」
 「あああっ!!!」
 ガクンッと頭を下げる。
 「えっ、精子は?」 「イッたんじゃないの?」 「あっ、あれ見て……」
 私の小さく勃起したちんちんの皮から、精液がポタポタと垂れてきた。
 「へ~、皮が邪魔してピュッと飛ばないんだ。面白いかもwww」
 「皮の中に精液が残るから、すごく汚そうwww」
 「鬼怒君、ちゃんと床掃除しておいてねwww」
 同時にチャイムが鳴り、生徒たちは笑いながら帰っていった。
 私はその場に膝をつき、ぐったりとする。


 その後も噂は広がり、生徒たちからは弱みを握られたままだった。授業中は自習と言う名のおしゃべり会。テストと成績、内申点は操作することを要求された。
 他の先生方に知られていないのが不幸中の幸いなんだろう。
 そして今日、夜にマリア先生に誘われた。若い人が好みそうなバーで、すでにマリア先生は相当酔っていた。
 「最近、先生の噂は聞いておりますよ。何でも裸で授業をするとかwww」
 「は、はい……」
 「他の先生じゃできないですよ。まさに『教育界を変えた』じゃないですかwww」
 昔、私が言ったことを面白おかしく、話してくる。当然そう言う意味ではない。
 「これ見て下さい。」
 そう言って、マリア先生はスマホをこちらに見せる。
 「!!!」
 「フフッ、見慣れているご自身のちんちんの写真ですよwww」
 「ど、どうしてこんなものが……」
 「知らないんですか?最近、生徒たちの中で先生のちんちんの写真を持っていると、自分に来るはずの不幸が、このちんちんの持ち主である先生に行くって言われてるんです。結果的に、この写真が流行っているんですよwww。まさに真性ならぬ神聖なものですねwww」
 全く嬉しくない。今はかつての私にあった情熱、自信はなくなり、女子生徒たちにいいようにされているだけだ。
 「それにしても、プハハハッwww。まさか鬼怒先生がまだ童貞だったとは……ちょ、おかしすぎて笑いが止まらないwww」
 「マ、マリア先生!他の人に聞こえるので勘弁して下さいwww」
 周りの客がこちらを見てくる。
 「やっぱり恥ずかしいんですね?そりゃ、そうでしょう。32歳で真性包茎、童貞じゃあね~www」
 「うう~……」
 「童貞で真性包茎の癖に私をデートに何度も誘っていたんですか?それであわよくばSEXしようと考えてたんでしょ。いやらし~www」
 「も、もうその話は止めて下さい。そ、それで、今日は何の用ですか?」
 「用なんて、ただの暇つぶしの相手よ。もしかしてなにか期待しちゃった?ごめんなさい、鬼怒先生。さすがに私でも包茎で童貞の坊やには興味ないわwww」
 肩をバンバン叩かれる。
 「みなさ~ん。この人、32歳でまだ童貞なんですwww。ちんちんも小さい真性包茎ですけど、物好きな方がいたら誘ってあげてくださいwww」
 口に手を当てて、店中に呼びかける。他の客は笑うか、こちらをジロジロ見てくる。
 「お客様、申し訳ありません。当店ではそのような振る舞いの方は……」
 「うっさいわね。帰ればいいんでしょ!」
 マリア先生は酔うと性格が恐ろしく変わる。それともこっちが本性なんだろうか。万札を何枚か投げて、店を出る。
 「ったく、冗談の通じない店ね~!」
 「こ、これからどうするつもりで……」
 「マリア、遅れて悪い……って鬼怒先生!?」
 そう私が言おうとしたときに、突然現れたのは橋本だった。
 「もう~、遅いよ~。」
 橋本にだらしなく抱きつくマリア先生。
 「ちょ、少し待てよ……。あ、ご無沙汰しております!」
 「あ、ああ……」
 最初は状況が読めなかったが、嫌でもすぐに読めた。
 「ねぇ~、早くホテルに行こう。今日も学の大きなペニスで突いてきて~!」
 「ちょっと待ってくれって。ああ、すみません鬼怒先生。今度ゆっくりお話でも……」
 「ほら、早くしないと学の好きな『アレ』やってあげないぞ。若い子にはあんなことできないでしょ?学もそろそろうちの生徒食べるの止めなよwww」
 「お、お前、それを言うなよ。あ、先生気にしないで下さい。それじゃあ、失礼します。」
 2人はラブラブのまま、夜の街に消えて行った。もしかしたら、あの送別会の時にはすでにできていたのだろうか……。最近校内で、橋本と肉体関係を結んだ生徒が多いと聞いたことがあったが、あれは本当だったのか。そしてマリア先生の言っていた『アレ』とはなんだろう?童貞の私には想像もつかないようなことに違いない……。
 私はあの日と同じく、2人を見送った……

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コメント
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こんにちは。はじめまして。小説毎回楽しみにしています。特に学生、若者視点の作品、中でも女子高生物は最高です。
私がナンバーワンに選ぶのはこの女子高物です。私は包茎云々には正直、性癖はマッチしないのですが、童貞をバカにされたり、元彼達とチンポを比べられたりするのには興奮します。この作品で特に興奮したのは、このクラスの女子高生の3分の2以上が性経験ありという描写です。私は女子高生でも普通にやっていることを自分は出来ない、遥かに年下の子達に遅れを取っている、年下でも経験豊富という事に非常に興奮します。現実の女子高生の可愛い子なんかは大体3人くらいの男性経験があるらしいので、このクラスの子達の平均経験人数も気になります。私は女子高生達が隠れてやっている飲み会等で「元彼がさ~どうのこうの」と言っているだけでも興奮します。このクラスのように3分の2以上が男性経験を飲み会等で話していたらそれを聞いただけで射精しそうです。
思春期の不安定さで食欲でストレス発散してるようなちょっとムッチリの子は特に性欲も内に溜まりやすい気がします。そういう子で表向きは清楚系だと最高です。
女子高生の童貞をバカにした話や元彼達に仕込まれた話、チンポを比べる話等を今後も楽しみにしています。マイペースに執筆頑張ってください。
追加です。

自習というおしゃべり会の記述通り気持ち良い事、楽な事、楽しい事しかやりたくない。勉強とか掃除とかはやりたくない雰囲気も女子校らしいだらしなさ、汚さ、醜さ、自己中心性、育ちの悪さ、常識のなさが表れてて良いですね。私はMなので、女性の心の醜さや裏表にも興奮します。目の前では愛想よくて影ではボロクソ言ってるみたいな。この女子高生達も自習の時は靴下脱いで椅子に片足立てながらお菓子パクパク食べて、配られたプリントをグチャグチャに丸めて机に貯めたり、お菓子の箱でごみ箱をパンパンにして自分達の掃除やごみ捨てはサボって皆帰って先生が泣きながら掃除するんでしょうね。先生が泣きながら掃除してるときには彼氏の家で冷房ガンガン効かせてエッチしたり、週末はお泊まりしたり。それで次の週には彼氏と何回戦したとか自習で話すと思うとかなり興奮します。

長くなりすみません。非常に完成度高いので、改めて読んだらまたコメントしてしまいました。

女子高のクリスマス明け、冬休み明けの自習という名のお泊まり報告会等も読んでみたいです。
Re: タイトルなし
>>エムさん

コメント2つに対し、この1つで返させていただきます
コメントありがとうございます

長文のご感想、リクエスト等ありがとうございます
楽しんでいただけて、良かったです

自分としては、そこまで深くは考えていなかったので、分析されると「なるほどな~」と感心してました
私もエムさんのコメントを読んでいて、楽しかったので、また何かあればよろしくお願いします

報告会など面白そうですね
ご期待に添えるかわかりませんが、今後も良ければよろしくお願いします

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